『くちぶえ番長』小学生に読んでほしい!
こんにちは!
トラストです☆
小学生の頃を思い出すような内容でした。
私は20代だが小学校の同級生の中で、もう一生会えない人が多くいるだろうと感じることがある。実際にもう会えない人もいる。
そのため、久しぶりに会った友人と会う機会があるととても嬉しい。
あらすじ
小学生四年生のツヨシのクラスに一輪車とくちぶえの上手な女の子マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友達思いで、頼りになるやつだったんだー。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。(文庫本あらすじより引用)
読んだ感想
『くちぶえ番長』の主人公ツヨシは30年以上会っていないが、もう一度会いたい女の子マコトがいた。マコトのことを子供の頃に綴ったノートを読んで小学校の時の出来事とともに思い返していく。
卒業アルバムを見た時や当時の日記を見ると、私も過去の出来事を思い返します。
小学校4年生の時、ツヨシのクラスにマコトという女の子が転校してくるところから物語が始まる。
しかし、マコトは小学生では備わらないような心の強さと優しさ、頼もしさを持っていた。そういったところにツヨシは惹かれていく。
私は転校生のことを小学生時代憧れをもっていた。なぜなら、少し特別なイメージがあったからだ。同じ学年みんなが注目する。しかし、今となると転校生は大変だと思う。新しい環境の中で、一から新しい居場所を見つけなければならないからだ。
しかし、そんな不安はマコトには関係ないことだった。小学生とは思えない強い心があったからだ。それは父親を亡くしていることが影響しているだろう。
人の死は悲しい。しかし、それをどう乗り越えるかが大切である。
多くの人が小学生の時に体験するであろう遊び、人間関係、夏休みやクリスマスなど懐かしく感じるところ満載です。
マコトのような人が一人いるだけで学校生活は一変するだろう。
意志の強さ、行動力、優しさを兼ね備え決して弱さを見せない。
そういう人が近くにいると、人は同調し、一歩踏み出した自分に成長できる。
まとめ
『くちぶえ番長』は今の小学生(学生)が読むことでマコトのような心優しい人間へと成長していってくれるという期待ができる素晴らしい小説だと感じます。
私に小学生の子供がいたら即読ましたい(`・ω・´)
大人が読んでも懐かしさを感じるとともに、久しく会っていない友人に連絡したくなってしまうと思います。
スラスラと読めるので一度手に取ってみてはいかがでしょうか。