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『コンビニ人間』普通とは?自分で決めろ!

こんにちは!

トラストです☆

 

今回は、第155回芥川賞受賞作

村田紗耶香著『コンビニ人間』の紹介をしたいと思います。

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

 

 

村田紗耶香とは

79年千葉生まれ。玉川大学文学部芸術学科芸術文化コース卒業後、2003年「授乳」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。'09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、'13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞を受賞。

芥川賞受賞時にはコンビニで働いていたらしいです(; ・`д・´)

作家仲間からは「クレイジー沙耶香」と呼ばれるほどの変わり者らしいです(笑)

 

あらすじ

「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて……。現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。解説・中村文則(文庫本あらすじより引用)

 

読んでみたら、本当に読みやすい!

一週間もかからない!数日で読むことができました(`・ω・´)

一日でも読み切れますよ♪

 

感想≪普通とは何?≫

みなさんも一度は普通とは?って考えたことないですか?

「普通になりなさい!」「あの人普通じゃないわね」

「普通に生きてほしい」「普通の仕事して」

などなど。一度は耳にしたことはあると思います。

 

しかし、普通って難しくないですか?

人によって価値観が違いますし、普通というのは曖昧な気がします。

一定多数の人間が「普通」だと判断したら

それは、普通ということになってしまうのでしょう。

 

私はある意味、普通じゃない人に興味がそそられますが、

一般社会では、普通でないと判断された人は除け者扱いされやすく、

その人の考えを理解しようという、時間を使う作業は好みません(-ω-)/

 

彼氏なしの36歳古倉恵子に対して、

「なぜコンビニで働いたままで結婚しないのか?」ということを言われる描写があります。

多くの人は、自分の思う普通を押し付けてきます。

今の時代結婚するのも勝手で、働く場所も勝手だと思います。

人様に迷惑をかけてなければ、なんでもいいと私は思います!

 

しかし、親族などはそういった考えを受け入れない人が多いことでしょう。

普通の仕事をしてないことが恥ずかしいなどなど。

世間体を気にする(T_T)

めんどくさいですよね~

 

人それぞれ「人生に求める幸せ」というものは違うと思います。

その人が思う幸せを追い求めてほしいものです。

 

最近よくみる文学YouTuberのベルさんも書評動画を出しているので

こちらを見ると、どんな人にオススメか分かりますよ!

👇


「普通」って何?コンビニ人間/村田沙耶香【書評】

 

編集もうまいですし、面白い!

オススメのYouTuberです!

 

では!

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)